1リットルの水に溶けることの出来る食塩の限界は316グラムだそうです。お湯にするともう少し溶けるようですが、20度の水だと約316グラム。
洗濯でも衣類から除去した汚れが、水やドライ溶剤に溶け込む量に限界があります。
ドライクリーニングの溶剤は一度洗浄で使用した液を捨てることはできず、フィルターや蒸留でキレイにして再利用しています。いつもキレイな状態を保つ行為やシステム全般を溶剤管理としていますが、ここにどれだけ注力するかしないかはクリーニング店各社まちまちなのです。
溶剤の再利用時に汚れ成分が残っていると汚れ落ちは悪くなり、衣類がキレイになりません。上の食塩水の例でいうと、すでに100グラムの食塩や不純物が溶け込んでいる水に316グラムの食塩は溶けない事と同じです。
ドライ溶剤の透明度や色、水分量、酸化値を常に測定することで、衣類をキレイに洗えるかを毎日チェックする事は非常に大切な事なんです。
今日も透明!本日の透明度はコチラ↓↓
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